3月20日(木・祝) 午後3時49分〜
髪を振り乱しかっと目を見開きオーケストラから最大限の音を引き出そうとする。
その姿に、誰からともなく愛称が生まれた“炎のマエストロ コバケン”
傘寿を超えて、どうしてあの音をうみだすことができるのか?
稀有の指揮者・小林研一郎には、誰もが驚嘆の思いを抱く。
彼を育んだのは、海が美しいまち「いわき市」
そこには、幼少の頃から挫折を乗り越えて栄光をつかみ取った歴史がある。
80年前、音楽に憧れ、途を志した世界のマエストロ。
その琴線には、初めて父が弾いてくれたピアノの音色がなりやまない。
世界のマエストロが追い求める音の世界とは?
今も情熱的にタクトを振り続けるコバケンが指揮者で在り続ける理由を追った。
小林研一郎
日本フィル桂冠名誉指揮者、
ハンガリー国立フィル・名古屋フィル・群響桂冠指揮者、
読売日響特別客演指揮者、九響名誉客演指揮者、
東京藝術大学、東京音楽大学・リスト音楽院名誉教授、
ローム ミュージック ファンデーション評議員等を務める。
足立優司
いわき芸術文化交流館アリオス 音楽学芸員
尾野真千子(女優)