福島第一原発にたまりつづける
放射性物質を含んだ処理水の処分方法について、
菅総理は「近日中に判断する」考えを示しました。
福島第一原発の処理水をめぐっては、
貯蔵タンクが2022年秋までに満杯となる見通しで、
処分方法について検討が進められています。
7日、菅総理は全漁連の岸会長や県漁連の野崎会長と会談し、
岸会長は海洋放出について
「反対という考えはいささかも変わらない」とあらためて反対する考えを伝えました。
会談を終えた菅総理は…。
菅首相
「本日の面談も含めてこれまで意見をいただいてますから、
そうしたものを踏まえた上で、近日中に判断したい。
いずれにしろ、風評被害は最小限にする努力というのは
絶対に必要だと思います」
菅総理はこのように話し、近日中に処分方法を判断する考えを示しました。