福島県に情報公開請求を行っていたフリージャーナリストの個人情報を、県が東京電力に漏えいしていたとして、ジャーナリストらが県に申し入れを行いました。
申し入れをおこなったのは、フリージャーナリストの「おしどりマコ」さんとその代理人弁護士です。
おしどりさんは今年5月、Jヴィレッジの原状回復工事についての取材のため、県に情報公開請求を行ったところ、請求を行った事実や自分の氏名などが、県から東京電力に情報提供されていたとして、8日、県に対し調査を求める申し入れを行いました。
おしどりさんの代理人弁護士は「個人が特定できる情報を第三者に提供していたとすれば、県の個人情報保護条例に違反する可能性がある」と指摘しています。
これに対し、県は7月17日までに、申し入れ内容について、書面で回答することにしています。