■2トンの石が手で動く?ふしぎな石桜が冬眠!?眠らなければ花が咲かない!
宮城・登米市“かがの公園"に「世界一の水に浮く石」があるという。さっそく調査!そこには大きくて丸い石。何人かでおしてもびくともしない。その重さ何と2トン!公園の職員の方にたずねると「浮いているんですよ」と水を出してくれました。石の下から水がちょろちょろと出始めると…簡単にくるくる動くようになりました。重い石は水にしずむと思うのですが…
水の中では一点にくわえられた力が、全体に等しく伝わる。つまり小さな力でも、伝わってうける面積が大きいほど力も大きくなるのです。(右図参照)(例:面積1に力を1くわえたら、面積5の方には1の力をうける面が5倍ある。その分力がたくさんくわわる。)公園の石も水のふき出し口は小さくても、石と水の接する面積を調整することで、大きな力にし、水の力で石をほんの少しだけ持ち上げている状態なのです。だから2トンもの石を小さな子たちがくるくるとまわして遊ぶことができたのですね。
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