4月18日(土)銀嶺食品工業(株)<福島市>


今回は福島市泉にある銀嶺食品工業(株)を訪ねます。
昭和28年(1953)先代大橋進雄が創業。
昭和62年頃から現社長大橋雄二氏が「日本古来の食文化に根ざしたパンを作りたい」とパンの常識を覆す発想の地パン(国産小麦・米粉・雑穀・自家製果実酵母)を製造を始めました。その中で、通常捨てられているおからに着目。全国を歩きパンに合うおからを探し続け、そこで四国で見付けたおからと地パンで得たノウハウから「おからパン」を作りました。また、大橋さんはパン製造とともに健康や福祉にも造詣が深く、その中で宮城県の社会福祉法人が地元大豆で豆腐を作っていました。ここではパンも作っていたためおからを利用してパンを作ったが美味くいきませんでした。そこで地パンのノウハウを持つ銀嶺が技術協力をし成功、しかもおからは銀嶺は地パンコンセプトに合った国産おからでした。いまやおからパンは宮城県内の大手スーパーで評判に。大橋社長は、ここで食は健康と福祉にもつながる事を確認したのでした。
■データ
銀嶺食品工業(株) TEL.024-557-0341 FAX.024-557-0345

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