3月12日放送 「つくばエクスプレス」 |
![]() J もー。博士ったら子供みたい。 W この「つくばエクスプレス」に乗ってみたかったんじゃよ。 J そっかー。博士は鉄道マニアだもんね。 W さあ、行こう。 |
![]() ![]() ![]() 「つくばエクスプレス」は、東京の秋葉原と茨城県のつくばを45分で結ぶ延長58.3キロの鉄道だ。平成7年8月に開業した。最新の鉄道だけに、身体の不自由な人にも利用しやすいように随所に工夫が施されている。この「つくばエクスプレス」は、鉄道ファンにとっては特別な電車だ。それは、交流と直流の電気を使い分けているからだ。関東地方の電車は、主に直流の電気を使っている。しかし、茨城県に地磁気を観測する施設があり、その観測に影響を与えるため、近くに直流式の電車を走らせてはいけないと法令で決められているのだ。このため、「つくばエクスプレス」は、秋葉原と茨城県の守谷の間は直流を、守谷〜つくば間は交流を使って走っている。直流と交流の切り替えは守谷駅の北の区間で行われる。デッドセクションと呼ばれるこの64メートルの区間は、電気が送られないため、電車は惰性で走る。この区間で、電車の装置が自動的に切り替わる仕組みなのだ。このような電車は、交直両用電車と呼ばれ、JRの常磐線などでも採用されている。 ![]() ![]() ![]() |