2月12日放送 「海水淡水化」
 福岡県にやってきました。
 きょうは、去年できたばかりの珍しい施設を見ようと思ってな。
 珍しい施設って何?
 海水を真水に変える施設じゃよ。
 えー。何のために?
 私たちの暮らしに重要な役割を果たしておるんじゃ。


 福岡市にある「まみずピア」は、周辺にある8ツの市町と水道企業団が共同で作った日本で最大の海水淡水化施設だ。九州北部は、たびたび水不足に悩まされていることから、海水を淡水化して水道水として供給することを目的に作られた。海水は施設がある場所の沖合いの玄界灘で採取。砂でろ過されたきれいな水を海底で採取し、太いパイプで施設に運んでいる。施設内ではいくつかの段階に分けてろ過や淡水化を行っている。心臓部は半透膜という膜を使って塩分を取り除く装置だ。半透膜を通すことによって塩分が99%以上取り除かれる。できた真水は近くの浄水場に送られ、河川などの水を浄水したものとミックスされ家庭などに供給されている。この施設では、1日に5万立方メートル、25万人分の水を作ることができる。