8月21日放送 「一石二鳥のカブトムシ飼育法」 |
![]() W そうじゃな。さてと、お土産のカブトムシをもらいにいこうか。 J カブトムシ? W そうじゃよ。さっき旅館で引換券をもらったじゃろ。 J あっ、これね。へえー。宿泊するとカブトムシがもらえるんだ。 W そうじゃよ。この土湯温泉では、カブトムシを育てて宿泊客にプレゼントしておるんじゃ。 J そうなんだ。 |
![]() ![]() 福島市の土湯温泉観光組合では、特産のこけしを作る過程で出る木屑を使ってカブトムシを育てて、夏のシーズンに旅館に泊まったこどもにプレゼントしている。秋になるとカブトムシは土の中に卵を産む。そして幼虫が生まれて土の中で腐った葉などを食べて育つ。その幼虫はいったんサナギになって夏にカブトムシになるのだ。木屑は、カブトムシの幼虫が育つ環境にぴったりなのだ。木屑は、かつてゴミとして処理されていたが、カブトムシを育てるために活用されるようになり、ゴミの減量に役立っている。まさに一石二鳥のアイデアだ。 ![]() ![]() ![]() |