福島の今を伝える英語版の番組を制作し、アジア地域で放送

タイトル

放送日時

2017年11月19日〜

概要

震災・原発事故の風評払拭を図るため、テレビユー福島ではアジア地域で毎週放送されている日本情報番組「Channel JAPAN」(CNBC Asia)の中で福島の今を伝える特集企画を4本制作しました。各番組は15分程度の英語版で、環境省のWebサイトでも視聴できます。
放送 CNBC Asia 毎週日曜午前9時(シンガポール時間)「Channel JAPAN」内

 
 Web日本語版  http://josen.env.go.jp/movie_event/
 Web英語版  http://josen.env.go.jp/en/movie_publication/cooperation_index.html

放送予定

第1話 2017年11月19日放送「外国人学生が見た福島」
海外で福島に対する誤った認識が広がる中、福島大学では外国人学生にありのままの福島の姿を見てもらい、その様子をSNS等で情報発信してもらおうと、海外の大学生を対象にしたスタディツアーを定期的に開催しています。訪れた大学生たちは、何に興味を持ち、どう感じたのでしょうか。番組では2017年夏に行われたツアーに密着。外国人学生の福島県に対する印象がどのように変化していくかを紹介しました。

第2話 2017年11月26日放送「若い力で地域に活力を」
いわき市小名浜に住む小松理虔(りけん)さんは、フリーライターとして活動するかたわらユニークなイベントなどを開催しています。そのひとつが、福島原発沖で釣りを楽しむイベントです。釣った魚は、「アクアマリンふくしま」で放射線量を調べます。小松さんは、市民自らが調べて学ぶことが大切だと考えています。また番組では、いわき市四倉町に2016年にオープンした、農業と観光を融合させた施設「ワンダーファーム」を紹介します。

第3話 2017年12月24日放送「ロボットで地域復興」
南相馬市にあるタカワ精密は、工場の生産ラインをオリジナルで製造する従業員三十数名の精密加工会社です。この会社の専務を務める渡邉光貴(こうき)さんは、会社の将来のためにロボットの開発に乗り出しました。県の補助金を活用して、災害時などに水中探査をするロボットを作りました。そして第二弾として、メルトダウンを起こした福島第一原発の原子炉に入れて中の様子を撮影する水中ロボットの開発に他の企業や団体と一緒に取り組んでいます。また番組では、避難指示が解除された南相馬市小高区の工場でロボットの製造を担当する若い女性を紹介します。

第4話 2017年12月31日「物理学者 早野龍五と福島の6年」
東京大学名誉教授の早野龍五さんは著名な物理学者です。福島に何の縁もなかった早野さんは、原発事故をきっかけに福島に足しげく通うようになりました。事故発生当時、放射線の影響について様々な情報が飛び交う中、早野さんは物理学者としての知見で客観的な情報をSNSで発信し続けました。早野さんが大切にしているのは「事実を調べ発信する」ことです。早野さんが発信する情報を判断の拠り所とした人も多くいました。早野さんは情報発信ばかりでなく、乳幼児用の内部被ばく測定装置の開発や次代を担う高校生との共同研究など、福島県民に寄り添う活動を続けてきました。早野さんと福島の6年間を、ニュース映像を交えて紹介します。


関連リンク

「CNBC Asia」https://www.cnbc.com/asia-business-day/
「Channel JAPAN」http://www.ch-japan.com/ja/
「環境省 除染情報サイト」http://josen.env.go.jp/

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