※2月の放送は、特別編成により、2月22日(水)夜7:00から放送

東日本大震災という経験したことのない大災害に見舞われた日本。その傷はまだまだ癒えませんが、多くの国民がこれまでの生活を見直す大きなきっかけとなりました。贅沢な生活は本当に必要だったのでしょうか?大量消費は本当に豊かさの象徴だったのでしょうか?むしろ、限りある資源を大切にして、人間の知恵や工夫で有効活用する方がはるかに豊かな文化なのではないでしょうか。

日本全体の中でも比較的北部に位置する福島県は、食材に関しては決して豊かな県とはいえません。しかし厳しい自然環境の中でもあきらめることなく、生きることに対し誠実で、食物を無駄にすることなく、真面目で質素な食生活を営んできました。

あらためて「ふるさと福島の食」というものを見つめ直すと、福島の県民が長い年月食べ親しんできた地元の味・郷土の料理の中にこそ、これからの時代に活かせる「福島の知恵」があるのではないでしょうか?

「素材がもつ本当の味」を伝え続ける古殿町出身、日本屈指の料理人・野ア洋光氏の「食の原点」とは?

そして、日本人の大好物の一つ『寿司』。その原点といわれている郷土食とは?平出美穂子准教授が幻の「食」の復活と『寿司』のルーツに迫ります。

先人の知恵と工夫がたっぷり詰った、福島の地で育まれた「食の底力」を発見していきます。


【出演者】
野ア洋光さん
(「分とく山」総料理長・古殿町出身)

平出美穂子さん
(郡山女子大学家政学部食物栄養学科 准教授)

児玉理恵(TUFアナウンサー)