2008年5月4日放送
ユニークな船「あかとんぼ」
小型飛行機のような形をしているこの船は、高性能の小型船をと国などが中心になって開発した新型船です。翼がついているのは、水面効果を使って早く、しかも少ない燃料で走るためです。さらに揺れが少ないのも特徴です。その形から「あかとんぼ」という名前が付けられたこのユニークな新型船の仕組みを紹介します。

2008年5月11日放送
石炭ガス化複合発電
いわき市勿来町で、環境にやさしい石炭火力の実証試験が行われています。従来の石炭火力発電所が、石炭を燃やして蒸気を発生させ、その高温高圧の蒸気で発電機を回していたのに対して、石炭ガス化複合発電は、石炭を燃やして燃焼ガスを発生させ、ガスタービンと蒸気タービンを同時に回して発電するのが特徴です。これにより高い効率で発電できます。

2008年5月18日放送
ダムの流木を有効利用
福島県の会津地方から新潟県に注ぐ阿賀野川。流域には東北電力のダムが11箇所あり、ダムに流れ着く流木などのゴミが、年間1万2000立法メートルにもなります。このゴミを資源として利用する試みが進められています。小枝や葉は堆肥やキノコを栽培する菌床になります。そして大きな流木は、ストーブやボイラーで使う木質ペレット燃料に生まれ変わります。木質ペレットなら、燃やしても発生する二酸化炭素は再び森に吸収され、二酸化炭素の増加にはならない計算です。ゴミを処理して環境にもやさしいこの試みを紹介しました。

2008年5月25日放送
神秘のウランガラス
岡山県鏡野町に、世界唯一という美術館があります。その名は「妖精の森ガラス美術館」(TEL 0868−44−7888)。「ウランガラス」だけを集めた点で世界唯一の美術館です。「ウランガラス」は、ごく微量のウランを着色料として加えたガラスです。ウランを加えることで、紫外線があたると神秘的な緑の蛍光色を放ちます。19世紀に今のチェコ共和国であるボヘミア地方ではじめて作られ、ガラス工芸家として著名なエミール・ガレもウランガラスを使ったガラス工芸品を残しています。この美術館には、エミール・ガレの作品をはじめ、110点あまりのウランガラスが所蔵され、工房ではオリジナルのウランガラス製品が作られています。