
| 07年1月28日放送 「菊の栽培に電気が欠かせない」 |
J わー。きれい。W お彼岸やお盆に欠かせない菊じゃよ。ここ愛知県の知多半島は、菊の栽培で有名なんじゃ。 J そうだったんだ。 W ところでジュールちゃん。この菊を育てるのに、電気が役立っているんじゃよ。 J へえー。菊と電気?どうにも結びつかない。 W 無理もないのう。それじゃあ、その現場を見に行こう。 J うん。 |
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愛知県は全国一の菊の産地。中でも太平洋に面したここ渥美地方は、全国で消費される菊のおよそ3割、年間3億本も生産している。ところで、菊を育てるために電気が欠かせないというのは、夜に電気の明かりでハウス内を照らしているからだ。夜10時からのおよそ4時間。このあたりのハウスは、どこも電球がともり、風物詩にもなっている。これは電照栽培(でんしょうさいばい)と呼ばれている。夜に明かりを照らすのは、出荷のピークにあわせて花芽をつけた菊を作るためだ。秋菊は日が短くなると、つまり昼間の時間が短くなると花芽(はなめ)をつける性質がある。この性質を利用して電球の光りで昼間の時間を人工的に長くし、出荷時期が近づくと電気を消して花芽をつけさせるのだ。電球をつけるのを止めると、およそ1週間後に花芽をつける。それからおよそ50日で出荷できる。こうした栽培方法が編み出されたおかげで、一年中きれいな菊を楽しむことができるようになった。 |
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