07年1月7日放送 「アルミニウム」
 ジュールちゃん。きょうは鉄に並んで身近な金属、アルミニウムについて勉強しよう。
 アルミニウムって、アルミ缶の?
 他にも、一円玉やCDの表面、鍋、車のホイールなど、いろいろなものに使われておる。
 そうなんだ。
 アルミは鉄の三分の一と軽いうえ、熱を伝えやすく腐食しにくいので、それらの特徴を生かしてさまざまな製品に使われているんじゃ。



アルミニウムが日本に伝わってきたのは、明治時代のこと。軽くて光り輝いているので「軽銀」(けいぎん)と呼ばれたそうだ。そのアルミニウムの原料は、オーストラリアなどでとれるボーキサイトという鉱石。はじめは、ボーキサイトに苛性ソーダを混ぜてアルミナという物質を作る。次にアルミナを窯に入れて熱で溶かすとともに電気を流す。すると電気分解でアルミナから酸が取り除かれ、窯の底にアルミニウムがたまる。電気を使うので、「電気精錬法」(でんきせいれんほう)と呼ばれている。最後に、溶けたアルミニウムを型に流し込んで冷やせば完成する。アルミニウムのもうひとつの特徴は、リサイクルがしやすいこと。アルミは錆びたり腐ったりしないので、窯で溶かして固めれば、何回でもリサイクルできる。