9月24日放送 「蛍光管のリサイクル」
 きょうは、北九州市にやってきました。博士。きょうは何を見にきたの。
 ここ北九州市には、リサイクル専門の工業団地があるんじゃよ。
 リサイクルってペットボトルなどの?
 そうじゃ。ペットボトルはもちろんのこと、家電製品や自動車、OA機器などさまざまなリサイクル工場があるんじゃ。そして、珍しい蛍光管のリサイクル工場もあるんじゃよ。
 えー、そうなんだ。


ここ「北九州エコタウン」は、リサイクル工場が集まった工業団地。そのひとつ「ジェイリライツ」は、蛍光管のリサイクルが専門の会社だ。この工場には、自治体や企業から年間840万本の蛍光管が運び込まれてくる。これは、九州で1年間に処分される蛍光管の約三分の一にあたる量だ。運び込まれた蛍光管は、形状などによって分別されたあと、自動で解体処理する機械に入れられる。すると、ガラス、金属、蛍光体などに分別されて機械から出てくる。蛍光管は、両端のフィラメントが電子を放出し、その電子が管の中に浮遊する水銀とぶつかって紫外線を発生させる。その紫外線がガラス管の内側に塗られた蛍光体にぶつかって光る原理だ。ごく僅かではあるものの、人体に有害な水銀が含まれるため、処理は全自動で行われるのだ。この会社では、分別された材料の一部を使って、リサイクル蛍光管をつくり、企業などに販売している。