3月5日放送 「給食残飯で堆肥づくり」
 須賀川市の大東小学校にやってきました。
 きょうは、ユニークなリサイクルを見ようと思ってな。
 ユニークなリサイクル?どんなリサイクルだろう。
 給食の食品くずや残飯をリサイクルしておるんじゃよ。
 へえー。何に生まれ変わるんだろう。


 須賀川市の4つの小中学校では、昨年から試験的に給食の調理で出た食品くずや残飯をリサイクルに回している。魚の骨や野菜のへたなど、給食を調理する過程では、どうしてもくずが出る。大勢の食事を作る給食だと、その量がばかにならない。これらの食品くずは、同じ須賀川市内にある施設に運ばれて堆肥に生まれ変わる。この堆肥化施設は、最新の技術を使って効率よく堆肥を作ることができる。施設には、給食のくずをはじめ、食品工場などから食品廃棄物が運び込まれている。不思議と腐るいやな匂いがしない。この施設の特徴は、バクテリアの活動に即した環境を作って発酵を促進することだ。そのポイントは、湿度の管理と十分な空気を送り込むことだという。発酵が始まると自然に温度があがり、2日間には80度近くまで上昇する。発酵が進んでいる証拠だ。食品くずなどは約1ヶ月で上質な堆肥に生まれ変わる。できた堆肥は安全安心で、近くの農家などで利用されている。また市内の小中学校では、学校の花壇などに堆肥を無料で利用できるという。