
| 1月8日放送 「イオンビームで花づくり」 |
J わー。きれいなカーネーション。W そうじゃろう。ジュールちゃんへのプレゼントじゃよ。 J ありがとう。でも、ずいぶんいろんな種類があるのね。 W そうじゃ。原種のカーネーションを元に、品種改良でいろんな色や形の花ができておりんじゃよ。 J 品種改良? W そうじゃよ。最近は、イオンビームという放射線の一種を使って、これまでより品種改良でいろんな花が作れるようになったんじゃよ。 J へー。どうやって? |
![]() ![]() ![]() 花などの品種改良は、自然の突然変異や交配というかけあわせを利用して行われている。この品種改良は、何代にもわたって交配を繰り返す必要があるため、長い年月がかかる。最近、放射線の一種であるイオンビームを種に照射することで突然変異の発生率を高め、効果的に品種改良を行う方法が開発された。すべての生物は、性質や形を決める遺伝子をDNAに持っている。突然変異は、DNAが宇宙線や紫外線、そして地面からわずかに出る自然放射線を浴びることによって変化し、それが修復されなかったり誤って修復されることによっておこる。その突然変異によって花の場合は色や形が変化するわけだが、その確率は数億分の一とごく僅かだ。最近の研究で、イオンビームを種に照射すると、突然変異の発生率が十万分の一程度に高まることがわかった。そこで、イオンビームを使ってきれいな花を作る研究がさかんになってきた。花店の店先を飾る色とりどりの花の中には、このような方法で品種改良されたものも多くなってきているのだ。 ![]() ![]()
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