7月10日放送 「オフィスビルで農業」
 久しぶりに東京におでかけです。
 きょうは新しい技術を使った農業を見てみよう。
 でも博士。オフィス街に畑やたんぼがあるの?
 おっとここじゃ。このビルの地下に農園があるんじゃよ。
 えっ!地下って、太陽の光も届かないじゃない。


 東京・大手町にあるビルの地下に実験的な施設がある。ここでは、太陽光のかわりに、太陽に近い光をだす「メタルハイドランプ」を使って野菜や稲を育てている。この施設では12時間おきにライトを点けたり消したりして自然に近い環境を作り出している。ライトがついている12時間は昼。消している間は夜だ。温度の一定に保たれているので、ここでは1年に3回も米の収穫ができる。また土を使わず、栄養素を混ぜた水を根の部分に流して栽培する水耕栽培も行われている。この施設は人材派遣会社が、様々な職業があることを求職者に理解してもらおうと作ったものだ。将来、本格的な生産を目的にした人工的な野菜工場が増えるかもしれない。