5月22日放送 「お札もリサイクルしている」
 きょうは、はるばる九州の大分県にやってきました。
 大分は別府や湯布院などの温泉地が有名じゃのう。
 ということは博士。温泉に入りにきたのね。
 いやいや。きょうはお札のリサイクルを見にきたんじゃよ。
 へー。お札もリサイクルしているんだ。
 そうじゃよ。さっそく見に行ってみよう。
 はーい。


 お札にも寿命がある。使用頻度が高い千円札は2〜3年で寿命を迎える。傷んで使えなくなり、廃棄されるお札は年間4000トンにもなる。破棄されたお札は細かく裁断されて一部がリサイクルされている。大分県では廃棄されてお札のすべてが地元の製紙工場に運ばれてあるものに生まれ変わっているのだ。
お札は良質の紙でできているため古紙として利用価値があるが、その反面、にじみにくく漂白しにくいインクが使われていたり、細かく裁断されることで紙の繊維が切れてしまうなど、リサイクルが難しいという。この製紙工場では研究の結果、リサクルに成功した。裁断された紙幣は高温の炉に入れて溶かす。そして生まれるのがトイレットペーパーだ。この工場ではコピー用紙や牛乳パックを再生してトイレットペーパーを作っているが、この中にお札のくずが数パーセント含まれている。
他にもお札は、住宅の外壁どの建材や文房具などにリサイクルされている。